こたつ猫
寒い時ゃ
どこがぬくといか
よおく
知ってるさぁ
えーかん前だら
土間のかまど
今ぁ
エンジンルームだら
昔ぁ
こたつも
炭燃して
ぬくとめたから
猫ぁ
いっつも
もぐりこんだっけよ
火ん中に
落っこちるとか
中毒するとか
家ん衆は
けっこう
心配したけぇが
そんなこたぁ
なかったっけよ
今どきゃぁ
外猫が
エンジンルームに
もぐるって
ゆって
猫バンバン
するら
ちょっくら
叩いたくらいじゃあ
あわくって
固まっちゃう
猫も
いるだらから
気いつけねぇと
とんでもないら
こたつはないけれど
爆睡中の
パンジー
可愛いら?
22
にゃんにゃんの日なので
猫のつくことばを
考えました
静岡県旧清水市地区で
話される
言い回しです
翻訳すると
寒い時期、猫は暖かい場所をよく知っています。
昔は、かまど 今は車のエンジンルームですね。
こたつも 昔は炭火で暖めました。
中で、猫がやけどしたり CO中毒になると家人は心配しましたが、
そんな猫はいませんでしたね。
今は 外にいる猫がエンジンルームにもぐりこむので、猫バンバンがすすめられています。
臆病な子は 固まってしまって出てこない時もあるので、ちょっと叩いたくらいでは
注意が必要ですね。
となります。